止まないポケカブーム公式が生産強化の対応を発表

ナンジャモ戦争の直後ポケカ公式が生産強化の対応を表明
これまで長いブームを維持していたポケモンカードですが、最新弾クレイバースト/スノーハザードの発売日前日にニュースになるほどの店舗に待機列ができ、異様な光景と危険な状態が話題になっていました。
ポケモンカードはそのバブルにより純粋なプレイヤー/コレクター層とは別に今回問題になった「転売層」が参入してきたことにより、需要と供給のバランスが崩れ、本来欲しい人に商品が届かない状況になり、このニュースになった深夜の待機列も転売層と呼ばれる
ベトナム・中国人(チャイナ)の方の頭文字をとった転売層が大半を占めていることが本来の必要とされている層に届かない大きな理由と待機列による迷惑やトラブルになっていることでポケカ公式の方から生産の強化の発表がなされた形となりました。
秋葉原のヨドバシはマジでやめた方が良い。この時間でこれよ?
ホントに死人が出るんじゃないかって思う。 pic.twitter.com/3V1vZmM6AW— syu (@syueevee) April 13, 2023
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ポケモンカード生産強化の対応は本当に良かったのか?今後どうなる?
ポケモンカード公式から生産体制の強化が発表されましたが本当にこれは手放しで喜べる状態なのでしょうか?
それにはいくつかの問題があると思っています。
現時点でポケモンカードの生産体制はかなり整っていると思われますがそれでも需要に供給が追い付かない状態にあり、転売層が高額で売るという問題に繋がっています。
そこで公式が『生産を強化する』方法は本当に良い手段だったのか?

現在のポケカ市場需要と供給のイメージ
この画像は個人的な想像図ですがポケカが品薄になっているのはこんなイメージです、この図からすると全てを満たすには生産数を60から100にしなければ行けないということで今回の公式からの発表は生産数を100にしますよ!という表明と捉えます。
しかし生産数が転売層を撃退する100に生産強化するとある問題が出てくると思います。
それは需要が供給に追いついてしまうと、この図の50の転売層がいなくなることが予想されます。

生産強化した後の予測図、転売層がいなくなり供給過多になる可能性が…
ポケモンカードなどの印刷体制は一度決定すると元に戻すことが難しいと言われています、なんといいますか、現在のポケカ公式の声明は
『生産強化しますよ~(転売層に負けないように合わせますよ~)』
という風に感じるのです
現在の生産体制で良いので転売層をいなくする、少なくする方法を取ればファンと公式双方がwin-winになるように思います、転売層に合わせて生産数を強化してしまうと今度はその転売層が
「あっ、もうポケカ売れね~」
といなくなり、供給過多になってしまい今度は生産体制を元に戻すことが難しい状態になってくると思われます。
プラモデルのガンダムの転売対策のように機体名を当てさせるなど、ポケモンセンターなどのオンライン上でも先着順をプレイヤークラブのIDと連携させ、プレイヤーと確認できる人にのみ販売するなどの対策を徹底する方法でも良かったのではと思います。
ポケモンの企業理念でもあると思いますが『全てのお客様を大切にする』という方針が仇になっているという側面も否めない、対応が後手に回っている現状は改めて行く方がベターだと感じますが、皆さんはいかが思われますでしょうか…??
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